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和風ウードⅡ シャム柿響板

響板には希少なシャム柿、それも長年寝かしておいた状態のものを使い、ボウルには北海道産真樺を特大ワイドリブにして(ジョイント部を最小にして最大の音の反射が目的です)作った、日本的な音を狙ったウードです。
 低音は「日本の寺の鐘の音」、高音は「日本の鈴の音、シャリーン」というような倍音を狙ったとおりの音を実現できたと思っております。
 ペグボックスはケヤキ+ヒノキ、指板は縞黒檀、ペグは黒檀、ブリッジはウォルナット+シャム柿。硬質な響板のため、バインディングは施す必要がないため付いていません。パーフリングは「ワビサビ」の感覚を生かし、敢えて不均一にし、直彫りロゼッタは「一音成仏」という文字入り。随所に日本的感覚を取り入れています。大型でたっぷりしたサイズ、また、ネックも肉厚のしっかりした材質なので、大変深みがある音色で、低音も特筆ものです。ボディ長さ550mm、最大幅407mm、深さ225mm、ネック長さ210mm、ネック幅40~62mm、弦長600mm。

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