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ウード琵琶ギター

 

ウード的ボディと、伝統的琵琶の柱(じ)を持ち、かつ平均律にそれらが配置された、画期的な新楽器です。フレットレス楽器には抵抗感が強いという方にも扱いやすいものとなっています。超ロングスケールで、弦長は薩摩琵琶に近い800mm。また、ボウル形状は、複雑な音色を生み出すように、ボウル一部ヒョウタン状にし、響板には浮造りを使用しています。このボウルの形状はまた、楽器の保持しやすさにもつながっています。

確実で強烈なサワリ音を実現するために、すべての柱上部(弦が当たる部分)には牛骨を配しており、さらに金属巻き弦も含むため各弦により微妙な調整が必要なので骨部分を弦単位で削り調節しています。


音は、試奏ビデオでご覧ください。平均律の柱とは言っても、もちろん押弦により、微分音は自由自在です。強烈なサワリ音が出ますが、優しく爪弾くとギター的な澄んだ音も出るようになっています。

 

響板=30年物の吉野杉の浮造り、ボウル=木曽桧、ネック=スプルース、ペグボックス=木曽桧、柱(じ)=ホウ+牛骨、ブリッジ=ケヤキ、ペグ=黒檀、パーフリング=ローズウッド。天然シェラック塗装。

 

ボディ長=580mm、ネック長=350mm、ボディ最大幅=300mm、ボディ深さ=195mm

 

※響板は天然吉野杉・浮造りのため、一台一台相当に木目模様が異なります。

 

 

                         

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