top of page
luthierbiwaud
ウードと創作楽器の製作家
琵琶ウードⅢ
響板は30年以上乾燥させた吉野杉の浮造りで、敢えてその凹凸を生かし、音を乱反射させての効果を狙っています。ボウルはケヤキ、ネックはレッドシダーのベースにボウルと同材を貼っています。指板はシャム柿、ペグボックスはケヤキ、ペグは黒檀、バインディングはローズウッド。ブリッジはローズウッド。天然シェラック塗装。
ブリッジには追加サワリ・ブリッジに対応した孔と、それなしでクリーンな音を出せる孔の二つを装備していますので、二種類の音を楽しめます。サワリ・ブリッジを装着した時には、単弦(6コース6弦)となります。強力なサワリ音を実現しています。それを付けない時のサウンド・カラーは、ゴッタン(板張り三味線)の要素を取り入れ、ややドライで粒立ちの良い音となっています。
なお、ペグは7コース複弦にも対応できる数の孔を開けています。
最大幅308mm、深さ180mm、ネック長さ200mm、ネック幅42~59mm、弦長96mm。
※響板は天然吉野杉・浮造りのため、一台一台相当に木目模様が異なります。
bottom of page